愛媛県ブランド養殖本まぐろ
だてまぐろ
天然と同じ環境で育てる“だてまぐろ”
だてまぐろとは
宇和島藩初代藩主である伊達秀宗にちなんで名付けられた「だてまぐろ」。
伊達には豪華・華美・魅力的などの意味があり、宇和島の養殖まぐろにぴったりだということでこの名前が付けられました。
天然と同じ環境での養殖
だてまぐろが養殖されている日振島は愛媛県宇和島市の沖合にあり、まぐろの好む水質環境にあります。
島の沖合は激しい潮が流れていますが、山に囲まれた湾内は穏やかで、直径40〜50mほどある丸い大きなまぐろのイケスも設置ができます。
また、この海域ではまぐろの成育に欠かせない「底入り潮」と呼ばれる海底を流れるキレイで高栄養の冷たい潮が2週間ごとに入ってくるので、イケスの水が淀む事もなく、夏場でもまぐろが好む15〜27℃の水温を保つことができます。
ひとつのイケスには1,000〜2,000匹ものまぐろが養殖されており、イケスの上から下までを埋め尽くすようにぐるぐると泳ぐ本まぐろの迫力は圧巻です。
まぐろの味を左右するエサにもこだわっています。
このように恵まれた水質環境でしっかり育っているまぐろだからこそ、エサも天然と同じ状態にしたいという強い想いから、エサに穀物飼料は一切使わず、成長過程に合わせて小魚やイカなど生のエサを与えて育てられています。
また万が一病気になっても抗生物質などの薬も一切使わないという徹底ぶりです。
冷凍することなく生のまま出荷
まぐろの鮮度を左右する大事な活け〆め作業は、釣り上げから2分以内に済ませなければなりません。
このようにして釣り上げられただてまぐろは、宇和島港近くにある加工場で、芯温が0℃前後になるまで一晩冷蔵庫で冷やされ、翌朝に出荷されます。
通常、まぐろといえば冷凍されたものを解凍し販売されているものが多いのですが、この愛媛県産ブランド養殖本まぐろの「だてまぐろ」は一度も冷凍することなく全国へと出荷されているのです。
新鮮な生の「だてまぐろ」は赤みとトロのバランスが抜群で、しっかりと脂がのっていながらもさっぱりしていてトロけるような食感をお楽しみいただけます。